アメリカからのうれしいメール

先日、アメリカカリフォルニアにお住まいのS様と電話でお話をしました。近いうちに福岡近郊でお住まいを検討されているそうです。日本のお友達からのお話とホームページも見ていただいた上で、私どもにご連絡いただき、久しぶりにアメリカの住宅について楽しい話が弾み、お客様からの国際電話にもかかわらず長時間話してしまいました。その後いただいたメールにも、勉強させられることや、納得させられることばかりで、うれしい出会いになりました。いくつか内容を紹介します。アメリカは住み替えの文化が定着しており、S様も家の売り買いを経験されたうえでのことばです。「売る時はできるだけ素敵にすみこなし、オープンハウス後1週間で複数のオファーをとり、競り合ってくれるかが勝負です。」とおっしゃってます。「買うときは100軒ほど見ましたが、一番大事なのは外観デザインだとおもいます。ストリートにマッチした家の表情が大切です。日本の住宅雑誌やカタログは便利なキッチンや収納、棚をたくさんアピールしています。そんなものはいくらでも後で変えることができますがストリートを含めた外観の佇まいは変えられない。だからこそ家の価格はデザインに由来します。」以上のような内容でした。共感しっぱなしです。日本でそういうイメージで家を捉えている方と話したのは初めてですという、うれしい言葉も添えていただいてました。ちなみに、S様のすんでいる町は自分の敷地の木の枝のカットも町の許可なしでは罰金だそうです。まちの美しさをたもつルールが個人の資産形成につながっているのだそうです。S様が生活していらっしゃる町に誇りを持っていることがすばらしいし、うらやましくおもいます。今、日本に必要なことは、建築業界を不景気にするだけの意味のない役所の自己満足の「検査」をやめて、文化的な街並みをつくるために「デザインの審査」を始めるべきだとおもいます。

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西南学院の建物

百道、西新地区は、ここ数年で、たくさんの建物が建ちました。そのなかで、西南の中学,高校、大学すべてにおいて、芯のある建物作りをしているように感じています。設立時の赤レンガの洋館を今も学院のシンボルとして、大切に保存し、新しい建物にもそのデザインを継承していこうという姿勢がみえるのは私だけでしょうか。美しく、飽きることのないこの学校のたてものは、地域の文化に大きな影響を与えるとおもいます。守るべき価値ある建物を持っていることはすばらしいことです。福岡には、九大,福大,九産大など「建築科」があります。西南はありません。しかし、間違いなく計画性のある、思想をもった、調和の取れたキャンパス作りをしているのは西南です。建物が人や地域に与える影響は、大きいものです。簡単に、安易にそして適当に建物を建てるべきではありません。まして、予算ありきなどと言う考えだけで建てるものでもありません。「建築科」を持ってる大学が、しっかりした建物思想のもとで、キャンパスを造り、その地域の街づくりに影響を与えつづけるべきだと考えます。もちろん、住宅もそうありたいものです。

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佐世保中間報告

佐世保の増改築は、解体してみて、予想外に、補強工事が必要でした。添え柱や梁補強、根太のやり変え、天井組み換えなど、手当てをしました。大工さんが良心的に報告してくれることと、オーナーが迅速に対応していただいたことで,工期をいたずらに延ばすことも、予算を大幅に増やすこともなく対応できたとおもっています。サッシをおおきくしたことと、トーメイガラスに変えたことで、ずいぶん家が明るい印象になりました。また、床と天井に断熱材を充てんしたことで、今までより快適に住んでいただけると確信しています。いよいよあと半月でインテリア工事、機器取り付けなど仕上げにはいります。オリエンタルがテーマですから、カラーコーデイネートが大切です。オイルステインの濃い塗装の仕上がりを期待しています。完成写真を楽しみにしてください。

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他社の輸入住宅をリニュアル

大手ーカーの家や、在来木造の家、マンションなどを輸入住宅の空間に仕立て上げるリニュアル工事は数多く経験させていただきましたが、最近、他社で輸入住宅を建てられた方からのリニュアル相談をよく受けます。当初は、建てられたメーカーがなくなってメンテナンスに困っていらっしゃるのではないかとおもっていたのですが、どうもそれだけではなく、むしろ、もっと素敵に暮らすためのアイデアがほしいということのようです。「他社とは違ったD-アートとしてのトータルコーデイネートの提案に期待しています。」と笑顔で言われます。家のセカンドオピニオン的感覚なのかもしれません。私たちも、他社が作った空間や材料構造、断熱など見せていただくことで、自分たちが今までやってきたことの検証にもなりますし、勉強にもなります。この仕事は、より輸入住宅のプロとしての資質が問われるような気がします。いい輸入住宅は、「家のテーマ」がはっきりしていること、輸入部材を理解してデザインしていること、バランスやプロポーションを意識した空間や外観であることなど、あらためて再確認しているわけですが、一言で言うと「家は美しくなければならない。」と言うことだとおもいます。新築でも、リニュアルでもその思想は同じです。

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グローバルスタンダード

輸入住宅と言う仕事をしていると、「アメリカの材料は日本にはあわない。」とか、「外国の工法が日本にあうわけがない。」とか、ネガテイブで保守的な話をよく聞きます。

日本は在来木造の家が一番あっているとかたくなに信じているようです。身に着けるものを着物から洋服に、ぞうりを靴に、ふんどしをパンツに替えてきたはずなのに・・・・。

食事も、車も、音楽も全てにおいて、グローバルスタンダードの時代だとおもいます。それぞれの国や、地域の個性を大切にしつつ、デザインや性能は世界に認められ、通用する仕事を目指すべきだとおもいます。ツーバイフォー工法は、世界的に強固で、合理性の高い工法として認められ、唯一のグローバルスタンダード工法と言えるとおもいます。私たちを支持してくださるオーナーの多くは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで数年生活した上でその暮らしを日本でも続けたいと望まれています。

ソルトレイクシティ

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