忘れることのできないお引渡し

2月末に2棟のお宅をお引渡しさせていただきました。約1年前、アクシデントで着工さえ危ぶまれていた物件でしたが、関係者の多大な協力と理解により完工できました。施工中もなにかと問題やトラブルの連続でしたが、建築屋として、「途中でギブアップだけはしない。」と言う強い気持ちで、みんなでがんばりました。私の力不足で、オーナーにはご心配のかけどうしだったとおもいます。皆さんに感謝しています。なれない銀行手続き、登記なども無事完了し、この土日でお引越しが終わられるはずです。私の人生の中で1番つらい1年であり、1番人を勉強した1年でした。自分が受けた仕打ちに対するうらみつらみはすぐには払拭できないとおもいますが、この引渡しができたことで本当の意味で再スタートが切れそうな気がしています。わたしにとって節目の引渡でした。オーナーからは「お疲れ様でした。満足しています。」「いつでも案内につかっていいですよ。」「予想以上のできばえで、たのんでよかった。」などうれしい言葉ばかりいただき、早めに入金もしていただきました。つい目頭が熱くなります。家は引き渡してからが本当のお付き合いです。今後ともよろしくお願いします。そして無理難題を承知で協力してくれた全スタッフに心より感謝します。少しずつですが恩返ししていくつもりです。

リニューアル工事のおもしろさ

最近、在来木造や軽量鉄骨の住宅におすまいのかたからリニューアル工事のご依頼をいただきます。古くなったからきれいにするリフォームとは違い、デザインによる新しい住まい方の提案を求めていらっしゃるようです。輸入住宅を真剣にてがけてきた私たちならではの空間デザインや性能アップに期待されてるようです。日本のメーカーの考え方と大きく違う住まいの考え方に、「目からうろこです。」といってくださる方が多く、ともすると新築の方より私たちの提案を前向きに考えていただけるような気がします。今住んである家の不満なところを教えていただき、我々がその原因解消と新しい暮らしの提案を融合させればすばらしい住まいに生まれ変わります。リニューアルだからこそ出来上がったすばらしい空間にも多々であいました。スタンド、カーテン、小物など細部にも手を抜かず、楽しく一緒にプロデユースすることが大事です。この仕事はけっして「建築屋」ではできません。リニューアルは「デザイン屋」の仕事です。テレビの劇的ビフォー、アフターは改造する家がひどすぎて「劇的」になっているだけで、いろいろな意味で頭をひねることがおこなわれているようにおもいます。レベルの高いリニューアルはこれからの欠かせない仕事になりそうです。

鹿児島出張

久しぶりに日帰りで鹿児島出張に行ってきました。高速バスで三時間半、往復8000円です。宮崎に、現場があるときは頻繁に車で往復してましたが、ウイークデーの遠距離出張は高速バスが安くて、疲れません。こんな考えになったのも、一日90本吸ってたヘビースモーカーの私が、奇跡の禁煙に成功して、「禁断症状」の心配がなくなったからです。鹿児島でお洒落なレストランで昼食をご馳走になった時も庭の見える居心地のいい禁煙席でおいしくいただくことができました。つくづく禁煙してよかったと思えた一日でした。八代近くの宮原パーキングで休憩停車をするのですが、飲み物と新聞を買ってゆったりした時間が過ごせましたし、帰りは映画を見て楽しみました。喫煙中は考えもしなかった高速バス、おすすめです。旅行など仕事以外でも車から離れて、バスや電車を利用することでゆとりのある楽しみを見つけられるかもしれません。そして何より安いのが魅力です。

築20年の展示場でアウトレット販売会

今、西新の展示場で、アメリカイーセンアーレン社のソファー、ダイニングセット、チェスト、デンマーク製のダイニングセット、輸入品の小物、雑貨など超安値で販売しております。訪れた方は安さと物のよさに驚かれます。単品ずつしかありませんのでお早いお越しをお待ちします。また、築20年の家を展示場として使わせていただいてます。オイルステインのトラッドな味わい深い空間も楽しんでいただきたいものです。輸入住宅についての情報、資料はどこにも負けないくらい持っているつもりです。作品集,洋書、雑誌、マテリアル、など貸し出しも行っております。総合展示場ではなく、単体の展示場でしかできない展開をやり続けたいとおもっています。イベントリクエストも受け付けます。アイデアをください。新着情報でLED白熱球についてお知らせしています。驚くほどの長寿命、明るさ、安い電気代などいいことずくめです。外の照明に虫もほとんどつかず、黄色い色のやさしい光も可能です。展示場のランプを一部LEDにしております。それだけでも月の電気代は三分の一近くになりました。お勧めです。とにかく気楽に遊びに来てください。

盗作

長くこの仕事をしていると、自分たちが提案したデザインやプランが横流しにあって、他社で建設された例がかなりあります。何社かに計画を依頼し、気にいったデザインを安さを売り物にした施工会社に、もちこむことで、得した気分になっているようです。こういう扱われ方をすると悔しくもあり、腹も立ちますが、建った家を見ると、私どもが意図しているものと大きくかけ離れ、駄作ばかりです。所詮、センスがなく、損得しかかんがえていない注文者と、ポリシーもなく儲かりさえすればいいと考える施工会社が話し合ってできた家ですから当然そうなります。両者ともそれがおかしい家だということすらきずかないで、得したとか、儲かった、とおもっているのですから、めでたいばかりです。こういう人たちは、人そのものの魅力に欠け、喜びの中に「金」が絡まなければならないかわいそうな人生を送っているに違いありません。また、私どもの作品を、オーナーにも我々にも許可なく商品パンフにのせたりされたことも、多々ありました。しかし、こういう仕打ちは、いい家を作っているからこそだとおもってこれからもがんばりたいとおもいます。話は変わりますが、久しぶりに贅沢させてもらって、最終上映で、オーシャンズをみました。NHKスペシャルの凄いやつと言う感じで、見たことない事実が見れたことがうれしくおもいました。免許証をだして50歳以上割引もうれしかったです。

懐かしい仲間と

3,4年前まで15年ほど一緒に働いていた仲間から連絡があり、久しぶりに食事をしながら懐かしい話に花が咲きました。お互いレベルは違えど、いまに苦労しているせいか、がむしゃらにプライドを持って作品を作り続けてた頃の話になってしまいます。いいオーナーと出会えたこと、しっかりしたポリシーをもっていたこと、向上心があったことなど、いいことばかりが思い出されます。苦しいこと、迷ったこと、怒った事も同じぐらいあったはずなのに・・・・。形として残る仕事って本当にいいなーとおもいます。かたちのなかにすべてのおもいでが詰め込まれています。時々あって話すことで、これからのエネルギーにしようとおもってます。彼もそうおもっているはずです。一番思い出に残っているのは、夜遅い設計室で、幼い娘の自慢をしあったことです。「小澤さん、俺の娘、最近,松島菜々子ににてきたんやけど。」とにやけた顔で話す彼に対して「俺の娘は、今宿の松たか子と呼ばれてる。」と返して、2人で笑いあったことです。今おもうと、恐ろしい発言です。彼にはこれからもいい家を建ててもらいたいとおもっています。