老い

いやがおおにも体の衰えは日々感じます。ただ私の仕事は幸いにも直接体力を必要としません。物忘れが多くなったり、言葉や人の名前がすぐ出なかったりします。「忘れる以上に覚えろ。」とある人に言われ、本を読んだり、人と話したり、勉強したりして新しい情報を手に入れようとしています。オーナーと家について打ち合わせるときも、どの年代の人にも魅力ある作品、知識、言葉を持ってないと信頼いただけません。それも私の仕事はジャンル広く必要です。今思うことはまだまだやるべきこと、覚えることだらけだということです。この年になると人脈や経験が武器で、わずかの時間で知識を習得できるようになります。老いも悪くありません。一番怖いのは突然の病気です。体のチェックは欠かさずやらなければいけません。これから老いながら自分がどんな建物をデザインするのか自分でも楽しみです。