おとなしいというか活気がないというか、年々師走の風景がなくなります。昔は今頃中州はすごい人であふれ、毎日忘年会という人も少なくありませんでした。帰りのタクシーが捕まらず困ってました。クリスマスは酔っ払いのおじちゃんが赤い帽子をかぶり、千鳥足でケーキを抱えて夜遅く帰宅 。中州中の店や商売すべてが浮かれた大人たちを受け入れ、演歌とともに喜びも怒りも笑いも涙もストレスも愚痴も酒と一緒に流していたものです。今では育児休暇を取り、クリスマスは家族で過ごし、正月は子どもたちは部屋にこもりでパソコンのようです。会社員はカレンダーやお歳暮を手にあいさつ回り。お付き合いの忘 年会。年賀状。年を越すにはそれなりに大変でした。でもそれが風物詩で嫌いではありませんでした。年末年始の休みだけ長くなります。わたしは3日には毎年事務所です。仕事を持ちご入居者とお付き合いできることでさみしさもなく頑張れます。大企業は社内留保はやめて、師走、全従業員で盛大などんちゃん騒ぎをやるべきです。下請けももちろん招待ですよ。

















