先日、事務所にお友達を連れてY先生が訪ねてくださいました。Y先生の住まいは私たちの代表作品のひとつといっていい「究極のリゾートハウス」です。穏やかな内海と白いビーチのそばに立つ家は、自然のなかに、違和感なくたたずみ、それでいて、存在感もあります。久しぶりに会うY先生から「快適に住んでます。」と言う言葉を頂き、「友達が家を建てる、というので紹介したくてきました。相談にのってください。」と言ううれしいお話がありました。建築家冥利に尽きる出来事です。お友達もドクターで、わざわざ関西からY先生の家を見にこられたようです。いい家を作って、オーナーから満足していただき、その家に訪れた人から高い評価をいただき、紹介につながることがこの仕事における「理想」の形です。この不況でみんな苦しんでいる時期に、Y先生が来てくださったことは、胸が熱くなる出来事であり、大きなエネルギーをいただきました。力不足ながら、我々の家づくりはまちがってなかったと思えたいい一日でした。