いい家とは。 「いい家はどんな家ですか?」という質問を受けます。私の答えは「住み手がいい人でないとまずいい家とはいいません。」できるだけシンプルなプランで、良質な自然素材を使い、広すぎず狭すぎず心地よいヒューマンスケールの空間であること。住み手の一人ひとりが自分のエリアが持てること。自分が好きで歴史を刻むことができる良質なものに囲まれること。過度の装飾と設備、安価な材料に囲まれると、品がなくなると思います。何より家は美しくないといけません。