本物から遠ざかる時代

最近は建築資材の高騰や、職人不足、などの原因で、しっかりした家の受注が少なくなってるようです。ありがたいことに我々は変わらず仕事ができてます。一般的に、築年数が古い家を増改築で売ったり、低価格住宅と称して安い素材で、表情がない四角い家を販売したり、安くするための工夫だけで、「なんちゃって」の時代です。年月を重ねて味わい深い家を作ることより、目先の金のようです。住宅に限らず、ほとんどの建築物は軽く、うすっぺらなものになってます。今の時代のものが100年後、200年後大事に残そうと思うのでしょうか。私は住宅においては今のスタンスで仕事を続けます。自己満足でも納得できる本物を目指し続けます。