職人、大工

F大工が連休を利用して家族旅行に行ったようです。千円高速で大阪USJ、奈良、和歌山などめぐり二千キロ走破したらしく、楽しい土産話を聞きながら煙突トップの板金を取り付けに白石に走りました。南紀白浜や勝浦にも行ったみたいで、私も以前きれいで楽しかったおもいでがあるので、二人で盛り上がったのですが、東大寺にいけなかった事を悔やんでいる様子を見て、根っから「大工」なんだと感じ、ほほえましくなりました。白石に着くと左官がキッチン、バス、マントルピースなどのタイルを貼ってました。「小澤さんたちはようこんなタイルをみつけますなー。私たちも長く左官しよるけどこんな感覚でタイルを貼らされるのは初めてですよ。貼ったらよかですもんねー。よそと違う。長いこと左官してますがびっくりさせられことばかりですよ。コーデイネートがよか。」とH女史に聞かせてやりたいほどほめてくれました。本物の材料を思い入れのある職人の手でどうしたらよりよくなるかを考えながら作ることで「物語のある作品」が生まれます。何年たってもそんな家にはわたしたちや職人が出入りしてオーナーと家作りの思い出を語り、維持管理しながらさらに進化させていきます。私の無理難題にお金を度返しして、心意気で協力してくれる職人仲間に頭が下がります。いつか恩返しをしたいと思いますが今はいっしょにプライドのもてるいい作品をつくろうと努力する事が大事だと考えてます。

南紀

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