先日オープンした第2キャナルに行ってみました。連休中ということもあり、そこそこの人出でした。H&M、ユニクロなどがお目当てのようですが、我々世代は進んで足は向きません。空間的にはいいスケール感で、ストリートというかアベニューというか「通り」を意識しているように感じました。
最近の若者は「物欲」に乏しいようです。頑張っていい物を手に入れようという価値観はないようで、いい生地で仕立てのいいスーツなど必要ないといってます。ある意味かわいそうな気がします。本物を知り、自分で感じることがとても大切なことなのに・・・。
ビジネスで言うと戦略という言うことなのでしょうが、私のような単細胞から見ると洋服屋か広告屋かわからないし、低価格商品を売りにしてるのに、家賃の高い場所に出店、凄い広告量が気になります。洋服の原価はいったいいくらなのだろう。?と考えてしまうのは私だけでしょうか。
若者が自分のモチベーションをどうやって維持しているのか気になります。自分の子供たちも若者ではなくおじさんおばさん世代の入り口に立っているのですから、わかるはずもないのですが。
自分が自分らしく生き生きと生きていくために情報、通信、広告、等と上手に付き合うべきです。
キャナルの運河がある通りの全ての柱がこれでもかというくらい巨大なユニクロの広告で覆われてました。はっきりいって安っぽい空間になってました。住宅展示場を凄いお金をかけて作り、その家を安っぽい垂れ幕や万国旗で覆っている滑稽な風景に似ています。売らんがための行為なのでしょうが、デザインした人はもっと声高らかに怒るべきだと思うのですが・・・・。