大変お世話になっている中央区H先生からのご紹介で、S様ドクターご夫婦が事務所を訪ねていただきました。ずっと前から家を建てる時は「Dアート」を紹介するからとH先生がいっていただいてたようです。今回フルリフォームにするか新築するかというところから、打ち合わせが必要ですが、住宅のプロ、デザインのプロとして、S様はもちろんのこと、H先生にも喜んでいただけるような提案をするつもりです。住宅屋として幸せな出会いです。
夕方は北九州のK先生宅にお邪魔しました。私たちが建てさせていただいた家に先生ご夫婦が移り、母屋を大改造して息子さんご夫婦が住まれて病院を継がれるようです。久しぶりでお話も弾み、懐かしく家の中も見ました。自分で言うのも変ですが、正統派のマテリアルでしっかり建てさせていただいた家は、年月がいい味を出し、より素敵でした。母屋もしっかりした輸入住宅で築30年です。息子さんご夫婦が住宅展示場などで築30年というと、みんなどこも「建て替え」と口をそろえるそうです。わたしにいわせれば「そりゃあなたたちの売ってる家は25年や30年で限界でしょうが、きちんと建てた家はこれから味が出て素敵になるんだ。」と声を荒げたくなります。30年程度しか自信を持てない家は、いくら売る時低価格でも、安い家にはならないはずです。家を文化にするにはいいデザインと70年前後の耐用年数は必要と考えます。消耗品の家売りはいかがなもかと・・・・・。
私たちはこんなオーナーさんたちにめぐり合い、しっかりした家を建てさせていただけることを改めて幸せに感じました。ここのところおもしろい仕事の依頼をいただき、責任を持った提案をして、喜んでもらい結果を出そうと考えてます。