おにぎり

私は家で食事をすることは、1年で数回しかありません。夜が遅い仕事ですから仕方ないのですが、それでも時々、おにぎりがおいてあります。微妙にご飯があまったときに、お袋か、女房か、娘かが作ってくれてるのでしょう。冷たく、硬くなっているのですが、これがなかなか「うまい」のです。私のすきな具を入れて、私の好きな塩加減にしてくれてます。コンビニのおにぎりも、ノリがパリパリでご飯もしっとりして、いつまでもおいしいのですが、所詮多くの人に、買ってもらうためにつくられたものです。ビニールをはずすとき、やや寂しささえ感じます。自分のための、「手作りおにぎり」がおいしいのは作る人もたべる人も相手を思う気持ちがあるからでしょう。家作りもおなじです。工業化規格プレハブ住宅は多くの人に買ってもらうためソツなく作られていますが、「あたたかさ」が欠けているように感じます。Dアートの家作りは「あたたかみのあるオンリーワン」でありつづけたいと思っています。

大分 T邸

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