柔道などスポーツで体罰問題が叫ばれています。体罰の定義はそれぞれの気持ちの中にあるのですから、善悪ではかたれません。桑田は素晴らしい野球選手でしたが、殴られて感謝したこともないし、指導者と選手、先輩と後輩は一方的な暴力でフェアーではないという考えを述べてました。私は違うと思います。殴るということと抱きしめるということは、同じ意味を持つこともあるのです。フェアー、アンフェアーで言えばPLという学校が全国から選手を引っ張り、高いお金で指導者を雇い、すごい設備をつくり、プロ養成学校のようなやりかたと、校庭で地元の生徒が頑張って好きな野球をしている,この差こそフェアーではないと思います。今日のニュースでPL野球部が暴力事件のようです。きっと女子柔道選手も金メダルでもとっていれば指導者に感謝したかもしれません。顔をだし、自分の口で文句があるなら話をしろと言いたい。抗議のやり方そのものがスポーツマンではないように思います。
私が大好きな長嶋や清原はエンターテナーです。彼らを語るエピソードの中で、しごきや体罰が語られ、我々も感動します、今回のことで何一つスポーツ界のためになるどころか、嫌な気分と、悔しさだけが残りました。
ルールあるドツキアイがスポーツです。ルールある体罰は必要です。