東京都知事に、舛添さんが当選し、その訓辞を聞いて、こりゃダメだと思いました。行政のリーダーにだれがなるかは興味がなく、日々の業務の考え方、職員に何を求め何を言うかをいつも注目します。「6時に帰り残業するな。家族と飯を食え。家族を大事にしないといい仕事はできない。」「趣味やスポーツを楽しんで、頭を切り替えないといい仕事はできない。」・・・・・・・・・あほか?公務員でしょ。学生でもなんでもなく給料もらってるんでしょ。「君たちは給料だけの仕事をしてるか?。」「都民にどうしたら喜んでもらい、日々頑張って働いてもらう環境を作ってるか?。」「今何をわれわれに都民は求めてるか?」・・・・・「これを考えられない人は東京都の職員の資格に値しない。」ズバッと言ってほしいものです。財政がいいのは民間が必死で働き、納税しているからで、都職員の貢献が高いとは思いません。だから作家が都知事で、週1,2回顔を出しとく程度でもこの町はもつのです。今のままでよければ都知事はだれでもいいのです。まずは腐りきった世間知らずの公務員に、人の役に立つために「働く」という感性を植え付けてくれるたたき上げのリーダーが欲しいものです。都知事は都職員の中から生まれることが自然だと思います。自信に満ちたほこりある仕事をしてれば、自分たちのリーダーは自分たちで決めたくなるはずです。都民と都庁の業務を一番わかっているのですから。丹下さんの作った都庁が歴史とともに重厚な重みをもたないのは、わざとらしい権力的デザイのせいもありますが、都民のものではなく職員の事務所に他ならないからです。