急に寒くなりました。現場に電話を入れると「サブいですねー。」とやや震えた声です。サッシが入った後の、内部の工事はそうでもないのですが、解体とか外部の工事はつらい日です。今週はずっと寒いらしいので、けがに気をつけてほしいものです。この時期私が子供のころは対馬の漁師町でイカ釣りが活気があり、早朝から港は大賑わいでした。気温より海の水の方が温かい日は海から白い湯気が上がってました。人の吐く息も、汗をかいた働く大人の体から出る蒸気もあり、船の煙突から出る煙も含め港中が白い水蒸気で覆われてました。寒い夜はよくそのころの夢を見ます。冬の現場も嫌いではありません。寒いなか着込んで、温かい缶コーヒーを持ちながら足ふみしながら震え声で打ち合わせをして家を作ると連帯感がわきます。明日もまた佐世保、ハウステンボスワッセナーに走ります。女子学生アパートのリニューアルが始まりますから、その打ち合わせです。その足で久留米により、ワッセナーY邸の解体報告をオーナーに行います。