叱ってやる優しさ

叱ることがない世の中になりました。修行することもなく、徹底的に甘えて、いやな思いもせず、楽して、たくさん休んで、できるだけいい給料をもらうことが目標になってます。それを正すどころか政治も、行政も、後押ししています。家庭ですら、へこへこおやじばかりで、家族の秩序とか、教育とかわれ関せずで、叱ることもなく、ご機嫌取りです。我々世代に責任があります。叱ってあげましょう。これから新社会人が世に出る季節です。よその会社であれ、よその子であれ、我々世代が叱る役目の年です。お客様や、世の中の常識で物事を判断できず、会社の上の方を見て働いてます。何とかしてお客様の期待に応えることより、できない理由や決まりを話すことが会社のためと思っています。おもしろくもないだろうに。夢や希望がなく、事なかれ主義がはびこってます。コーシャルじゃないけど、すべてはお客様の「うまい」のためであり、ファンのためのプロ野球であり、あなたに喜んでいただくための家づくりであるべきです。叱ってくれて修行させてもらえる企業や、職人の世界を大事にしないと、世の中携帯電話やと、コンビニアルバイトとファーストフード店、回転すしやしかなくなります。