ハウステンボス、ワッセナー

ハウステンボスが今また来場者が増えつつあるようです。九州のあの場所で、志高く夢のあるテーマパークをつくろうと、挫折を繰り返しながらも目標を下げることなくがんばって今に至っているようです。わたしどもは四年前、ハウステンボスのなかの住宅地であるワッセナーの建て替えをさせていただきました。運河やハーバーをそなえた申し分のない環境にふさわしい住宅を楽しみながらデザインさせていただきました。いい作品ができたとおもってます。外観だけではなく、インテリアもふくめて本物の輸入住宅です。ハウステンボスワッセナーの中に作品があることをうれしく思います。

先日、東京のお客様からお問い合わせいただき、ハウステンボスワッセナー内に所有されている別荘のリフォームをご希望されているようです。ありがたいお問い合わせで、早速お会いさせていただき、いい提案をさせていただきたいと考えてます。

オーナーからいただく元気

午前中北九州Y邸の現場打ち合わせの後未定の仕上げ材を決めるため、オーナーの職場に昼休みに押しかけ決めてもらいました。ダイニングの造作家具を宿題としていただき、ずっと気になっていた佐世保O邸のメンテナンスにN女史と走りました。遠方に二人で出かける時、車の中での会話が何よりの勉強であり、知識の吸収の場です。メンテナンス自体は手間のかかることでも時間がかかることでも、難しいことでもないのですが、伺ってお顔を見て、住んだ感想をお聞きすることが何より大事であり、元気をいただけます。オーナーのお母様がでむかえてくださり、お茶とお菓子をいただきながらお話できました。オーナー自身からも帰宅後お礼の電話を頂き、なおさら元気がでました。ほんとうにいい仕事だとおもいます。N女史も理屈ではなく「あったかさ」を感じてくれたようです。せっかくの佐世保なので米軍基地入り口のライトアップ、ハウステンボスのライトアップを見て有田のS邸によって高速を使わず唐津経由で帰りました。事務所ではまだH女史が申し送りでばたばた仕事をしてました。彼女の仕事ぶりにはいつも驚き、感心します。遅い時間でしたがいつもどうり「ふくの湯」でつかれをとって帰りました。これから月末にむけてがんばります。

様変わりする結婚式

親戚の結婚式に出席しました。場所はノートルダムマリノアです。海辺のチャペルで外人の牧師、賛美歌、ファンファーレで結婚式が行われ、チャペルの階段を出席者のフラワーシャワーを浴びながら中庭に下りてリムジンに乗り込むという、まさに「欧米か」と言いたくなるプログラムでした。海外に行かなくても「夢の挙式」を提供してくれるようです。建物もそれなりのマテリアルをつかい、悪くありません。見慣れたモールデイング、ウインドウヘッド、三方枠などたくさんありました。パーテイー会場は大きなガラスから、博多湾、能古島が間近に見え、明るいリゾートレストランの様相です。歴史がない分、文化も人も真似事のように感じましたが、デイズニーランド、ハウステンボスなどのテーマパークにはじまり、インターネットをはじめとするメデイアによる世界の情報によって、明らかに若者の間で欧米文化が根ずいていってます。輸入住宅が将来増えていくと今日の結婚式に参加して確信しました。その文化が定着する頃「本物と偽者」のみわけがつくはずです。だからこそ本物を作り続けます。

ハウステンボス、ワッセナー

有田のS邸、ハウステンボスH邸、佐世保市内S邸と3件の案内をしました。それぞれ特徴のあるデザインで福岡から、高速を飛ばしていくだけの価値があったとおもいます。お客様も喜んでいらっしゃいました。特にハウステンボスワッセナーは天気がよかったせいもあり、日本とは思えない街並みに感動されてました。運河の桟橋にクルーザーが停泊している風景は映画の世界です。小腹がすいたので,西海橋近くの「らりるれろ」のハンバーガーを食べに行きました。久しぶりに食べましたが、相変わらずおいしくてお客様にも大好評でした。一番の目的は佐世保市内S邸の内装見学です。シンプルな白の中に濃いステインをところどころに使ったインテリアは単純そうで、高度な内装です。この空間を見ていただけたことで今後楽しい打ち合わせができるはずです。やはり、いい家作りのコツは「入居者案内」だとおもいます。

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高速道路

3日連続で、高速道路を利用して、佐世保、宮崎、大分、と走りました。佐世保は、増改築のお客様、宮崎、大分はご入居者訪問です。宮崎、大分は、土日で1000円でした。パーキングも民営化の影響で、きれいに生まれ変わり、「創意工夫」が随所に見られました。これからますます高速道路にかかわる新しいビジネスが生まれそうな気がしているのは私だけではないとおもいます。現に、パーキング内のホテル、温泉、アウトレット、市場、など盛況だとききます。しかしながらアメリカのように無料化が実現されれば「都市計画」は根本的に変わるはずです。ここにも建築家の仕事が必要です。文化的で活気のある九州をつくりたいものです。高速の無料化は、人と物を短い時間で大量に動かすことで「道州制」が促進されるとおもいます。「福岡」から「九州」ヘ、ビジネスも観光も行政も変わっていくなかで、「九州の快適な住まい」をテーマに活動し「九州ストリートオブドリームス」の開催を夢見てがんばります。

長崎、ハウステンボス・Dアート作品

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