前向きな皆に支えられ

やはり我々の仲間は前向きに、すべての依頼を素早く対応してくれます。いくらパソコンやAIと言ってもみんなの力を借りて、いい建てものを創ろうと人と人が信頼し合い、前向きに仕事ができることは楽しいものです。オーナーにもその過程を見てもらえることで喜んでいただければ何よりです。宗像は杭を打ちました。確認が一向に進まないなか我慢できません。文句があるならどっからでもかかってこいという心境です。幼い仕事しかできない役人は我々おとなが教育してやらないとという心境です。民間の苦労も知らず 上の命令が全てと思っているなら、北朝鮮か中国に移住すればいい。東京のオーナーから図面の依頼をいただき、ご要望の質問にも我々の仲間が東京の同じ仕事の仲間に話をしてくれて、回答してくれているようです。 私は東京の役所まで言ってデザインをしました。北海道や茨城の工務店は新じゃがを送ってくれたり、近況を知らせてくれます。横浜のご入居者や、東京のご入居者は快適に住んでますよ。とご連絡いただいてます。全国に多くのご入居者や仲間ができて楽しいものです。そんな気持ちでお付き合いを始めようとしても、疑いの目で見られ、利益ばかり気にし、とんでもない誹謗中傷をしてくるところもあります。いい仕事や、仲間や何よりご入居者がいないのでしょう。残念です。人と人とのつながりを大事に思えないところは、こちらから願い下げです。

 

 

女性の力

 日本は昔から明らかに男性より女性が優秀と思っていました。男は力の支配で女性を第一線から退け男社会を作ってきましたが、徐々にそれも崩れ、日本の女性が立ち上がりつつあります。子供は母親のすごさを知ってます。親父より母が人として 優秀だということも知ったうえで生きてきました。わたしの周りでも、優秀ですごい女性が多くなりました。ご入居者の女性のお孫さんはオックスフォードに入学され、ピアノ、バレー、学業・・・・一流の成績で文化レベルが高いイギリスで堂々と日本女性ここにありを示してあります。また、うちのコーディネーターは知識と感性がすごく、経理から経営まで黙々と勉強します。オーナーの皆さんから彼女へのお褒めの言葉が絶えません。わたしなんかよりずっと優秀です。わたしの娘も根性が座り正しく世の中が見えていて、世の中や政治に甘えることの恥ずかしさを知っていて、プライドを持って仕事をやってる強い女性です。わたしの同郷で女性の同級生は私以上に自分の好きなことで人に喜んでもらおうとバタバタと毎日動き回り、誰より家事もしっかりこなし、笑顔で頭のいい人がいます。彼女を見てると尊敬します。一方、人の意見ばかり聞いて何したい、これしたい、というだけで何一つできず、一人で生きていけないのに、本気になればできるのよ。という言葉だけが独り歩きする人も多くなっています。 得を欲しがる人です。パートナーの力を自分の力と勘違いしてる人です。高市さんを優秀な男性で支える図式はこれからの日本の生きる道かもしれません。 期待します。 

東京で思ったこと

 先週に続き、日月で東京でした。休みの娘に頼み空港まで送ってもらいました。お客様のところで4時間ほど打ち合わせ,宿は両国です。国技館近くとなれば、夕食はちゃんこしかないと思い、「ちゃんこ霧島本店」に行きました。満足です。翌朝、西東京の役所まで行き、打ち合わせの後、日本橋で昼食です。今まで東京ではめったに見なかった軽自動車をよく見かけます。不景気なのか、軽自動車が魅力的になったのかはわかりませんが・・・・。帰りの飛行機は息子がプレミアムシートに変更してくれてて、ゆっくり足を延ばし、夕食まで食べて快適に帰れました。「これだけその年で働いてるんだから、移動ぐらい楽にしないと、死ぬよ。」と息子に言われます。貧乏性ですから。今回東京で二回乗ったタクシーは外国人運転手で一人は女性でした。田無の駅ではタクシー40分待ちです。ほとんどが杖を突いたお年寄りで袋を下げて座るところもなく辛そうでした。よく考えるとその辛そうなお年寄りの一人が自分だと気づき苦笑いです。駅では今になって、階段の手すりやエスカレーター、エレベーターにホッとします。福岡空港にはまた娘が迎えに来てくれて、「飛行機がついて20分で事務所まで帰れるんやから福岡はいいよね。」と娘。確かに。みんなに助けられながら頑張ってます。

 

 ウオシュレット 

先月息子たち夫婦とシンガポールに行った話です。息子の粋な計らいで、人生で一番贅沢な旅ができました。ビジネスクラスに乗り、ラッフルズホテルに泊まり、マリーナベイの屋上バーから夜景と、プールを見ながらゆっくりさせてもらいました。一番困ったことはウオシュレットです。当たり前がなくなるとこまります。トイレットペーパーを五つくらいピンポン玉くらいに丸め、水を含ませ、用を足した後、丁寧に拭きます。その後乾いたトイレットペーパーで再度拭いて終了です。まあホテルはいいのですが、あの狭い飛行機のトイレでこの行為は太った私にはつらいものがありました。体も硬くなってるからでしょう。ウエットテッシュを利用するといいかもと思いましたが、水量が足りないし、消毒薬がついてるものだとかなりの爽快感。でもまあ今度海外に行くときはこれだと思いました。

抗議し続けます。

 確認申請の法改正で、申請に要する時間が3か月だ、4か月だと平気で言います。行政機関に提出すると35日間だが民間に出すと法的時間制限はないといいます。ある意味、1年かかろうといいわけです。多くの機関に抗議の電話をしましたが、対応が「申し訳ない。」の一言もなくいいところをさがして提出してください。われわれは法改正でみるのが大変だ。」というだけです。たかが2階建ての木造住宅です。われわれが全ての図面、計算、書類を創り提出するのに1週間もあれば十分なのに、ただ見るだけの連中がそんなに時間がかかるとは、・・・早く審査をしようとする気持ちがなく、ゆったりやってるのか、ただ能力がないのか、働き方改革が邪魔してるのか。我々民間はお客様が見えるので必死ですが、彼らはそんな気持ちのかけらもなく、賃貸住宅の家賃もかさむし、銀行の金利が上がるかもしれないし、建築費も下がることはありません。そんなこと知ったことじゃないと言い放ったやつがいて、殴り込もうかとさえ思いました。ツーバイフォー協会も連絡しましたが、所詮三井ホームです。協会の会員だけ増やせばいいようです。このままでは我々民間の設計事務所や工務店、何よりオーナーは資金負担が増えるだけで、内需拡大などできるわけもなく、最悪の状態です。抗議し続けます。工事の工程、段取りができないことがどれだけ大変なことか、家を創ったこともない連中にはわからないようです。 少なくとも我々は審査機関のやってることがチャンチャラおかしいと思うほど、構造も仕様もデザインもずっと上の住まいを創り続けているのです。

 

東京出張

1泊で東京出張でした。建築現場調査と、オーナー打合せを行い、翌日は役所調査と工務店との打ち合わせ,キッチン屋との商談を行いバタバタと帰ってきました。コーディネーターがレンタカーの運転をしてくれたので助かりました。トランプが来日で渋滞でした。役所はどこも相変わらずで、質問にも明確に答えず、「われわれは力がない。」という始末です。魅力もなければ、頼りにもならず、邪魔にしかならない連中ばかりです。宿泊料金が安くなってたので椿山荘に宿を取りました。相変わらず ある魅力ある空間ですが最近、日本全体が活気がなくおとなしい傾向です。夜も早いし、暗いし、東京も昔ほど人に勢いがありません。福岡に帰ってくるとなおさら静かな夜の街です。

 

働く人生

わたしの父母は、働かないと生きていけない時代でした。わたしの時代は緩やかでも、お客様との責任を果たすには働くしかありませんでした。何より、大好きな家づくりを自分達流でやるにはしゃにむに働くしかなかったのです。力足らずの前の会社から上手に逃げるわけにも、ごまかしながら家づくりをすることも自分に唾することになるのでできません。とにかく働きました。わたしごときの力では人の何倍も働かないと成果は残せません。働き方改革、最低賃金・・・・何を言っているのか理解できません。日本は働け、働けの国です。高市さんはわかってない。自分たち内閣が働いてどうなることもありません。国民に働け、働け、頑張れ頑張れというメッセージを送らないと。すべて自己責任。今お金を持ってる人。投資などで金を増やしている人など必要ありません。生きてる間の金は、死ぬ間際、世の中に還元して死ぬのです。土地も金も所詮国のものです。生きてる間だけ自分なものなのです。

 

自分の生きてきた世界

 息子がシンガポールに連れて行ってくれました。久しぶりの海外です。思いのほか出国,入国が簡単で、換金も全くせず、車もアイフォンで呼び、すべての支払いはカード、どこに行くにも事前に予約と支払いをすまし、快適です。私がアメリカに行ってた時代とは大違いです。息子のおかげでもありますが今は自分の生きてきた世界はありません。世界中を飛び回ってる息子に言わせると、まだまだ不便は多いといいます。小さいころからアメリカやオーストラリアに連れて行ってた息子におんぶにだっこで招待してもらい、シンガポールのグーグルにも連れて行ってくれて、世界中から来てる多くの仲間にも会わせてくれて、ランチも食べました。すごい会社です。飛行機もビジネスに乗せてくれましたがほぼ個室感覚で、フラットに近く、私の時代のファーストクラスです。IT時代を目の当たりにして、たじろぐばかりでした。旅はいつの時代も刺激を受けます。ラッフルズホテルを満喫したことは一生忘れないでしょう。息子はもちろんですが、11歳の孫も勝手知ったる町のようで、自然と会話もでき驚くばかりです。

 

 

 勝手な理屈の連中

 家づくりにはいろいろな知識が必要です。ローン、登記、申請、上下水、地耐力、抵当、敷地実測、概算見積もり・・・それからやっとデザインプラン、マテリアルなどの打ち合わせに入ります。銀行は自分たちが決めたローンのことしか知らず、地耐力屋は我々の多くのことを押し付けます。役所もジュ分の仕事の範囲しか知識はありません。すべてをうまく取りまとめる力が我々には必要です。だからこそ声を荒げることもあります。誰のための仕事かというとオーナーが家を創るための仕事ということを忘れ自分たちの理屈だけを押し付けます。そんな連中は目が死んでる仕事をしています。おせっかいであろうと、いい家を創ろうとしているオーナーには我々が勝手な理屈をほざく連中を成敗しながら、オーナー代行としてすべてをまとめ上げます。それにはいろんな知識が必要ですし、経験がものを言います。くだらないことで邪魔する奴らに負けるはずはありません。

 

なぜつぶれないのだろう

我々のような家づくりをやっていると、うまくいくはずがないと福岡の著名な偉い人、数人から以前言われました。オーナーに我々のデザインを提案して、一緒にいい作品を創ること、家は美しくないといけないこと、職人にも考えを聞いて、参考にすること。すべての責任は我々が負うこと。家はオーナーと我々の共有財産として、見守り、お互い年月とともにお付き合いを深めていくこと。われわれにご相談があれば耳を傾け、いいアドヴァイスを送る努力をすること。新規のお客様のご案内をさせていただくこと。偉い人は「どうすれば利益を上げるか、会社を大きくできるかということを考えなさい。」と言われました。わたしにとってはくだらないことで、心になにも響きませんでした。自分のやりたいことを必死でやって潰れたらつぶれたで何の後悔もありません。お金も人もいない中コーディネーターといろんな修羅場を超えてまだやれてます。いい家やいいオーナーとたくさん出会いました。誇りです。えんぴつを握れる限りやりたいと思います。最近偉い人と会う機会があり、「えー、まだやってるの。」といわれました。作品集をお見せすると「よく頑張ったんやね。でももうけんやろ。」どこまでも魅力のない悲しいおっさんです。こんな人に相談した自分の馬鹿さ加減も反省します。今は誰よりオーナーとコーディネーターを尊敬し信頼してます。仕事は自分なやりたいことをやって人の役に立つことです。