病院通い

 毎月この時期は病院通いが続きます。まずは左目です。検査の後、眼球注射です。次、皮膚科でおなかに注射を打ちます。次は右ひざと脊柱管狭窄症手術後の検査です。膝に注射です。次は肝臓の検査でCTです。血液検査はどこも行います。昨日は帯状疱疹の予防接種を水巻の先生にお願いしました。ご入居者の奥様も車に乗せて一緒に行きました。。薬は食事のように多く、覚えるのが大変ですが、朝、夕と飲んでます。高額ですが、娘曰く「これで元気に働けるのだからありがたいと思いなさい。」確かに。まだ、これから病気と闘うことになるでしょうが、積極的に病院に行くことで健康を維持できるようにしたいと考えてます。健康診断、予防接種、…家族にもコーディネーターにも口酸っぱく言います。

デジタルは嘘

最近のデジタルカメラは素人でもそれなりによく取れます。編集によりいろんな表情に変化させることもでき、詳しい人は楽しくデジカメで遊んでます。ただ我々は自分の作品をカメラに収める時、「自然」が一番大事です。編集されると偽物になってしまいます。数年前まではポジでの撮影でしたから安心してカメラマンに委ねてました。いい完成写真が取れて納得できる作品集が創れてました。デジタルになると、カメラマンの腕より編集者が主役になります。そして、絵のようでもあり、不自然な光になり、人間の目で見える陰影や深みが全て消えてしまいます。漫画のような出来栄えになります。悔しい思いをすることが多くなりました。プリクラのような面白さはしょせん嘘を編集し笑うわけです。ある意味キャド図面も機械に書いてもらい、ただ訂正が楽とか、機械に計算してもらえるとか、機械操作で作られたものです。自分の手で書いていくと、デザインを大事にし、一つ変更すると色んなところを訂正しないとデザインが崩れることを覚えます。自分の手で作り上げ、変更し確定させたデザインの家は、何年たっても、すぐ図面を起こせます。パソコンに保存するのではなく、自分な頭に保存されていくのです。手でデザインを作り、模型で検証し、人の目の完成写真を撮り作品集を作り、職人も含めかかわった全員で共有することが大事です。

 

郵便局と銀行

たまたまとは思いません。明らかに事務所の近くの小さい郵便局と銀行の支店では接客に大きな差があります。銀行はニーサなど投資推進会社になり、冷たいテープと間違えるほどの決まりきった言葉での接客です。まだマックのほうがましです。昼休みは窓口を閉め、窓口に行くには予約がいるようです。何様か。業務がこのように変わったと,はがき一枚よこし、自分たちの都合ばかりで、客のことは一切考えません。ご立派なことです。郵便局は個人だけでなく 局員皆で接客してくれます。カウンターから待合にまで出てきてくれてはなしをきいてくれることも少なくありません。ありがとうございましたも、気持ちいい笑顔でみんな立ち上がります。利子などの問題ではなく、わずかな銀行預金をすべて郵便局に変えました。人と人との商売が本来の姿です。銀行は自分たち都合で何もかも決めてはがきだして事後報告です。 どんどん銀行は嫌になります。 銀行窓口は現金を扱わなくなり、昼休みはシャッターが下ります。頭はいい人が多いのでしょうが、頭以上に必要なものがあります。 お客様のための仕事をしようとする気持ちです。また古臭い昭和理論を書きました。

 

 仕事馬鹿

今の人たちは我々とは比べ物にならないくらい頭がいいと思います。それはパソコンでの情報収集で多くの知識を身に着け、個人で多くの仕事ができます。仕事も遊びも機械から情報をもらい、機械を使ったユーチューバーなど子供のあこがれです。私の育った漁師町は、漁師馬鹿がたくさんいて、浜にみんな出ては、漁の話ばかりです。それは結婚式や葬式の時も酒を飲みながら漁の自慢話です。私が設計事務所に入社したときは、皆、建築馬鹿で大先生の作品についても評論しながら酒を酌み交わしてました。今はというと、そういう人は胡散臭いと思われ、パソコンで効率よく仕事を終わらせて、株をはじめとする投資に一生懸命になり、家に帰り家族サービス。何が損得かもすぐ調べるこできるのですから、パソコンやアイフォンは何より必需品です。ひとつの仕事に一生懸命になる仕事馬鹿は誉め言葉だった時代は終わり、一つの仕事しかできない人はダメな人になり、自分流の努力は効率が悪く機械に頼ることでたくさんのことに手を出せる時代のようです。人の個性が見えなくなり、どの仕事も60点程度で、十分という感覚のようです。上を目指すことはダサいことだといいます。ひとつしかできない仕事馬鹿は面白い人は多いと思いますが、皆貧乏であることも間違いありません。 子供は働く親の背中を見せて育てる時代も終わり、、自分の子供を○○ちゃん、○○君と猫なで声で優しく呼んで、げんこつもなく、ぐするとアイフォン渡している光景をよく見ます。子供も大人も機械で生きてます。

 

無駄な機能

 最近アイフォンを新しくしました。こんなものほとんどが必要ない機能です。それをたくさんつけて定価引き上げてます。電話、メール、写真で充分です。最近の車も複雑で乗るのが嫌になります。操作が複雑でまるで運転しながらパソコンをしてるようです。機械音痴の私にはストレスです。電化製品もコンピューター内蔵で、ボタン操作で料理ができたり、掃除も機械が動いてくれるし、洗濯や食器もボタンで洗ってくれます。おふくろの味は遠のき、家事から解放された主婦が、昼時の星のコーヒーやコメダ珈琲、スターバックスで長時間のランチとおしゃべりです。皆、機能が販売で重要だと思っているようですが、実は,ユーザーはデザインを見ています。その証拠に、機能などほとんどない生産初期のクラシックカーのかっこよさに心動かされ、高い金額で取引が行われているようです。家もマンションも新築の黒い箱のようなものより、築2,30年の素敵な家を探します。アメリカなどは,5,60年たったデザイン性の高い家を欲しがります。 デザインが苦手な日本ではそんな文化的な考えが欠落しています。最期に、自転車に乗っている人が安全運転の意識が薄く、我が道のように走っていることにはらだたしさをおぼえます。

有田陶器市

我われのご入居者が毎年陶器市では家の庭にカフェをオーペンされます。福岡でもめったにないおしゃれでセンスあふれる庭です。多くのお客様が来てありました。奥様に見つかり、はいるようにすすめられました。相変わらず女優さん顔負けの美しさです。先日は福岡から数名のご入居者や私の同級生、そのお友達がお邪魔したようです。素敵な庭でお茶をすると優雅になります。小さい庭の作り方のお手本です。町はそれなりに人出も多く賑わっていました。こういうイベントは大事に続けるべきです。我々のご入居者はすべてにおいてレベル高く暮らしてあります。それがうれしくて誇らしくて家を創る側としては力をもらいます。奥様は陶器はもちろんアクセサリー、フラワーアレンジと多彩な仕事で多くの人に喜んでいただいています。

 

銀行は悪

先日、経理もやってるコーディネーターが憤慨して電話をよこしました。「どうしても銀行窓口に行かなければならない用事があり、事前電話で手続きの内容確認をして急いで出向きました。  ほぼ11時半についたようですが、もう昼休みなのでと言われ追い返されたようです。電話では昼休み時間の説明もなく、これが銀行業務かと怒りが収まらず「すべて解約する。」と告げると、銀行の支店残金が予定より少なくなると勝手に全て解約できないというようです。なんじゃそれは。怒りがさらに増し、銀行員の態度が自分たちのすべて自由に決めることができると言わんばかりの上級国民だと勘違いしてます。確かに。我々の仕事でもおかしな決め事ばかりで、「誰の金で商売してるのか。」と声を荒げたことも一回や二回ではありません。よく考えてみてください。人の金を集めて、その金を貸したり、投資したりして利益を生み、ローンを借りるとすべて自分たちにリスクはなく、借り手にすべてのリスクをかぶせる連中です。金借りると保険に入れという。命差し出さないと金貸さないぞ。ということです。銀行がつぶれた時のリスクは何もなし。困ったやつらです。今は投資しませんか。という悪徳商売です。悪代官の政府と組んで、悪いことばかりの仕事で国民のためにはなっていません。国民に喜んでもらうことがいい仕事の条件です。恥を知れ銀行。札束だけを信用する銀行の連中は軽蔑すべき連中なのです。私の会社は一度も銀行から借り入れはありません。目利きのある銀行員が育つ環境はなくなりました。昔は会社を育て、人を育てる銀行員がいました。いまでは所詮金はまやかしものです。

 

大型連休スタート

今日、コーディネーターは久留米のご入居者のところに改装打ち合わせに行き、明日は百道浜のご入居者と打ち合わせです。私は明日目の前が海の家に伺います。後半に水巻クリニックの改装工事を3日で行います。毎年の風景ですが室見川河口は潮干狩りの人でいっぱいです。町はどこの店も食事ができないほどの行列で、どこが不景気かと思います。10日ほど休むところも多く、材料の手筈ができず困ったものです。 正月、ゴールデンウイーク、盆と仕事がやりずらくなりました。サラリーマンにとっては休みも含め福利厚生が大事なんだと思います。私は早く一人前になり、独立して自分の考える住宅屋をやりたかったからか、休みは必要としませんでした。給料が高く休みが多ければ責任ある役職になりたくない人も多いと聞きます。競争がない社会、困らず食べていける世の中がいいのでしょう。息子家族が帰ってきました。私は例年通り仕事を頑張ります。新しい新しい出会いにも期待します。

 

ご入居者ニュース

東京の学校でイラストの勉強に行ってた長女が戻ってきて、大学受験の勉強をしています。彼女の書いた作品が数多く使われ、物語のモデルとして、雑誌にも作品とともに掲載されてます。佐世保のL &S の米軍住宅に隣接のアメリカンダイナーでテレにドラマのロケが行われる予定です。夏木マリと風吹ジュンが出演予定です。先日ヒルナンデスで南野陽子と水野真紀が来てました。先日触れましたが、 目の前が海の家のお孫さんがオックスフォードに合格されたそうです。すごい。おじいちゃんは乗馬にチャレンジです。糸島のご入居者は自分の会社を引退されたのに、桜坂に土地を買い輸入家具や小物などの店舗を創りたいとワクワクされてます。じっとしてても面白くない。楽しく生きたいと76歳のエネルギーに驚かされてます。クルーザーで大物を釣り上げられた方、庭のやり替えに情熱を注いである方、キッチンキャビネットを新し色に塗り替えたいと考えてある方。・・・・多くのニュースをいただきうれしい限りです。我々も負けず、いいニュースがお届けできるように前向きに頑張ります。

 助られ、戦い続け。

 税理士に銀行とうまく付き合い、いくらかでも借り入れしといたほうがいいですよ。と言われ続けました。私は独立後,銀行から借り入れは 一切ありません。金を借りることは嫌いです。銀行というところの仕組みが大嫌いです。以前は仕事の目利きができるプロの銀行マンもいましたが、今では偉そうに自分たちの決め事でしか物事が見えてません。我々の家づくりがわかる銀行などいるはずもなく、ご入居者や友人などは「あなたたちのような家を創る会社は必要です。困ったとき言ってきてください。応援します。」と言ってくださいます。手作りの家は時代遅れだと言われても、それを必要としていただき喜んでいただくオーナーもたくさんいらっしゃいます。輸入住宅をやり通して今も成果を上げてるのはあなたたちだけですね。と言ってくださる方も少なくありません。自分の手と感が頼りです。車も売るものでなく、手作りができれば自分特有のデザインの車を大事に長年乗り続けたいと思います。モノづくりのプライドが邪魔な世の中のようですが、それをなくしたときは終わりです。この会社をスタートしたとき、給料も全額払えず、まともな車もない中、辛抱してくれた社員、男気だけで協力してくれた職人に今更ながら感謝します。邪魔をし続けるのは、役所と銀行、税務署です。感性もセンスもない連中が寄ってたかってこれまた出世だけが生きがいの上司の家来をやってます。恥ずかしくない仕事をしましょう。子供に誇れる仕事をしましょう。