ご入居者から「小澤さんが好きそうな食堂がありますよ。」と聞き、午前中の鳥栖からの帰り、久留米に行き、松尾食堂を見つけました。感動ものです。映画のセットのようです。昭和の映画で、ムショから出てすぐ健さんが入る食堂そのものです。土間の床に、テーブルと、畳席で、墨で手書きの献立表はかつ丼、肉丼、親子丼、玉子丼のみです。牛丼じゃなく、肉丼というのも気に入りました。その肉丼を頼むと、真っ黒に煮詰めた肉が甘辛くたかれ、大きなたくあん二切れ、ブリキの急須に入ったお茶とともにお盆に乗せて出されました。うまい、うまい。この食堂はいつまでも何とか残すべきです。・・・・・・いつの間にか私も昔を懐かしんで喜ぶ歳です。それにしても、ここにご入居者のドクターご夫妻が食べに来ることが,なんかうれしくなります。いい昼を満喫しました。