アメリカの実態

22日、アメリカから取引先の資材会社のスタッフが訪ねてきました。いつも、輸入部材の時期や保険、金額などで激しくやり取りしている相手ですが久しぶりにお茶を飲みながらアメリカの現状を聞いてみました。失業率は相変わらず10パーセント前後らしいのですが、徐々に景気はよくなりつつあるという実感は感じられるそうです。新築建売は苦戦しているようですが、中古住宅の取引は活発に行われていると言うことでした。彼らから見た日本は今後賃貸住宅の需要、それも特徴あるものが生き残るとよんでるみたいです。1戸建て輸入住宅は、数は望めないとおもっているらしく、アパート用輸入部材を日本の賃貸業者にアピールしていくようです。彼らの言葉の中で、「輸入住宅は本物のデザインで本物の部材にこだわり続けたところが結局いきのこっているようですね。アパートは特徴あるアイデアを追い求めてるところが勝ってるようですよ。」なるほどと納得させられました。もうひとつこんな話をしていました。「アメリカ人はエコのため、節約のために小さい車に乗ろうといっても効果がない。今、ちさい車に乗ることはこんなに素敵で、カッコイイんだよ。というメッセージが必要なんですよ。」これも納得できます。政治や事業はお金が主役でやるものではなく、人は強いビジョンを語られることで、夢を持て、目標を持って生きていけるのだとおもいます。余談ですが、先日久しぶりに娘と食事をしました。忙しく働いているようです。でも仕事の話の端々に自信とプライドが感じられたことが誇らしくおもえ、「おとなになったなー。」とうれしい気分にしてくれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です