輸入住宅

輸入住宅をメインに仕事をしているわけですから、数多くアメリカに行く機会がありました。私にとっての輸入住宅とはマテリアルを輸入している感覚ではなく暮らし方に魅せられているわけです。彼らの住まいを大切に考えどこまでもプラス志向の楽しい生活を「輸入」することが原点で、それを掘り下げていくと窓による高気密・高断熱、自然素材、不変的なデザインが不可欠だと感じるようになりました。一言でいうと年月を重ねるほど味のでる住まいです。近年、旅行、留学、仕事でアメリカに行く人が多くなり「アメリカの考え方」に強いインパクトを受けて帰国しているようです。そのキーワードは「常に楽しむ」ことのような気がします。いくつになっても「人生を守る」ことより「人生を楽しみ続ける」ことに意義を感じ、そうすることで夢に到達すると信じているようです。だからこそ、夢を手に入れた人には心から拍手が送れるのでしょう。輸入住宅を通して人の役にたてれば私自身楽しい人生です。

 

1996 N邸 (福岡県田川市)

 

nksm_fas

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です