熊本T邸の原案ができました。オーナーにも喜んでいただけたのは、久々のジョージアンスタイルです。正統派のジョージアンは長きにわたり、世界の住宅デザインの主役の座にいます。シンメトリーでリズミカルな窓の配列は、バランスさえ間違えなければ美しいファサードになります。イギリスやアメリカ東海岸で成熟した外壁レンガのテクスチャーが重厚さをかもし出し、素敵だと思います。熊本水前寺公園の風致地区にはとても似合うはずです。
多忙なドクターのご主人を支える奥様が中心で打ち合わせを重ね、この形にたどり着きました。ワンチャンも家族です。今後細部の打ち合わせに入ります。これぞ輸入住宅といえる作品に仕上げるつもりです。いままでのジョージアン作品も何年たっても飽きることなく、存在感たっぷりで、地域の街並みの景観に貢献していると自負しています。