今週も週半ばにしてハウステンボス、佐賀、大木町、下関、熊本、北九州と飛び回ってます。幸いこの時期は気候も良く、草花も綺麗なのでそれほど苦痛ではないのですが、長距離(ハウステンボスから下関等)のときは、二人で行動しないとくじけます。三人とも年齢的に若くないので、助け合いが必要です。
平田との車中の話です。時代が変わったという話の中で、我々が若い頃の刑事ドラマで「太陽にほえろ」や「西部警察」はおもしろいけど時代が変わったので再放送できないと言う平田の言い分が面白く、笑いました。
事件が終わって署内でお酒で乾杯、談笑中にデスクの電話が鳴り「何殺し?」というお決まりのせりふの後パトカーで出て行くことは今許されないでしょう。飲酒運転ですよ。舘ひろしがノーヘルでバイクをバンバン乗り回して、タバコを道にかっこよくポイ捨てしているのもブーイング。犯人が現れたといって、ライフルで犯人を撃ちまくる渡哲也も野蛮です。獣をしとめるのじゃないんだからライフル・・・・。課長役の石原裕次郎が大きなサングラスでオープンカーに乗りバーで水割り飲みながら電話で指示を出してる場面は笑えるだけでなく、そこでも事件が解決したという電話に『お疲れさん。』と渋く答え、オープンカーで飲酒運転で帰るのも、今許されないでしょう。
あれこれ、昔わくわくしたり、あこがれたりしたシーンが時代の価値観に合わず、笑いものになることにおじさんとしてはやや寂しい気分です。家においては、15年20年前の作品は色あせるどころか、渋くかっこよくなってます。今の作品にない重厚さや味が加味され価値が上がっています。