おふくろ

おふくろに会いに行きました。施設に預けて3か月です。それこそ仕事に名を借りたご無沙汰で、心が痛んでました。耳も目もわずかに機能しているだけです。私のことがわかったかどうかもわかりません。耳に口を当てて「もとふみよ。」というと、小声で「はい。」と答えます。声が聞けたら、なおさら涙が出ます。自分の無力さを痛感します。何もしてあげられません。働き方、商いは母から教わりました。今が一番相談したいのに・・・・・。「仲間に支えられ俺はがんばってるよ。そしてあなたの孫たちにも必死で働くことは伝わってるよ。」と手を握り心の中で報告しました。一緒に来てくれた平田も「痩せられましたね。何か楽しみがあればいいのに…」と元気な時を知ってるだけに心配してくれます。少しマメに通うことにします。そして教えの通り「人のために必死で働き続けなさい。喜んでもらえて一人前。」を忘れづ頑張ります。