最近日本の住宅はインテリアや住まい方も含めて、これがはやりですと言いながら、作り手側が押し付ける傾向にあります。昔は住宅建築は割と単純に作り、住み手がどうにでも色付けできるように作っていたように思います。日本人もだいぶん欧米化したとはいえまだまだ個性の表現がへたですから、作り手が主導権を握ってます。我々の作る住宅は、オーナーがしっかりした個性をお持ちで、「こんな家に、こんなものに囲まれて暮らしたい。」が明確です。その思いを気持ちの中をデッサンして提案するとすごく喜んでいただけます。希望される空間の作りこみはオーナーと平田が話し合い、調べ、住み手と作り手が話し合い、決定していきます。平田のインテリアの知識、材料の操り方、そしてオーナーの希望の一つ上の提案をして喜んでいただく姿勢が、みんなから頼りにされる要因です。家具雑貨まで幅広くパートナーとしてご指名いただいているようです。最近では、現場の職人もいろんな質問を平田にぶつけているようです。私に言うと、怒るからという理由もあるようですが・・・・・・・・。半端な知識や動きではすぐ見透かされてしまうオーナーばかりです。しっかり勉強して、気を配り何より家つくりが何より好きでないと務まりません。ちなみに今日私の誕生日です。「3月20日私が生まれたから祭日だ。」というと、「サリンがまかれ、西方沖地震等悪いことが起こる日ですね。」と返されてます。