言い古された言葉で、「忙しいとは心をなくす。」と書ききます。仕事ができる人と、仕事をこなす人がいます。目に見えて大変そうなのは仕事をこなしている人です。優秀なのですが、いつも態度や、言葉や行動などすべての枕詞が「やることがいっぱい。」「ばたばたです。」・・・・・・仕事は多く人と絡みます。「木を見て森を見ず」にならないように、仕事の主旨や周りの人を見て、思いやったり、真剣に怒ったり、手を打ったりする事が大事です。周りの仲間と話しながら物事を遂行することが、いい結果を生みます。ただ、大事なことは厳しく、真剣に、行うことです。ましてやリーダーになるべき人は自分が良しとする最終の形をいつも思い描いて、行動、発信することです。
我々の規模や、やりたい形は、仕事をこなしてはいけません。自分から一歩、人の前に出て、「それは私がやりましょう。」オーナーからの信頼はそこから生まれます。
今、私は通常の仕事のほかに、ある会社の建築にかかわる企画、入札,精査、打ち合わせ等、ほかの設計事務所や工務店を使いながらオーナーの思いを形にする仕事をしています。行政との打ち合わせも含め、一デザイン屋ではなく、会社の理念や方向性、効率のいいやり方、時間短縮、材料の吟味、・・・・・・・・建築の立場からアドバイスさせていただいてます。いろんなジャンルの人の知識や経験を聞きながら会社を良くしよう、自分の理想に近ずこうとされるオーナーの強い姿勢に共感し、お役にたてればと考えています。自分もこういう姿勢であるべきだと勉強もさせていただいてます。