先日ご紹介した築25年の八代H邸にメンテ打ち合わせで再度訪れました。今はほとんど使われていないオークの木製無垢ドアや、木製窓、チッカソーの無垢フローリングなど輸入住宅に携わるものならわくわくするマテリアルです。輸入部材をお世話いただいてる、K氏も同行してもらい、いい味が出てるということで、興味津々見てました。確かに無垢もので作られた家は年を重ねて味が出る事がこの家で証明されてました。この家は維持しなければいけないと携わるみんながそういう思いでメンテに入ります。本物のメンテとはそういうものです。作った人がメンテにかかわることが一番です。その家に思い入れがあり、愛してますから。メンテナンス業者とはそこが違います。本来メンテで利益を上げるものではなく、維持するための必要経費で年月を見守るものです。時間が佇まいを与えてくれます。
築10年新宮のM邸の増築に入りました。基礎です。お母様との同居にため、六畳の増築と、六畳の内装リニューアルです。増築部分の屋上はバルコニーにします。デザインのいい家です。よりかっこよくなることが当たり前の工事です。われわれに依頼いただいたのはそのためですから。