大先生は???

新国立競技場で、すったもんだしていました。ザハ案を廃案にし、隈研吾と、伊東豊雄という、俗にいう大先生といわれる建築家にスーパーゼネコンがくっついてのデキレースのようにしか見えません。このシナリオで、政治家も、両建築家もゼネコンも、税金からの報酬がわたったとしか思いません。一度ザハ案で決めた国が、白紙にして、みんなで寄ってたかって、いくらかずつポケットに入れての事の納め方でしょう。ザハ案はとびぬけたデザイン力でした。素晴らしいデザインの競技場は世界が注目したはずです。予算が大事というなら、国会議事堂も、都庁も、仮設プレハブでやればいい。文化を金で測るなら、国会議員の人数を減らし給料を下げろ。マイナンバーで、多大な税金投入は役人を働きやすくするためのものなら、「これで公務員10万人減らします。」とでも言ってくれないと納得いかない。森の爺さんや、安倍さんや評論家といわれる何もできず口だけ野郎どもがごちゃごちゃいう貧祖な国です。伊藤さんまで負けてとやかく言ってるのを聞くと、都知事選に立候補して名を下げた黒川記章とともに、建築の大先生は凛とした大人ではなく、わがままなお坊ちゃま君ばかりだと思われるでしょう。吉村順三先生の本を読んで、建築家はどうあるべきか学んでほしいものです。安藤忠雄も、ザハを押しながら、形勢不利と見るや後ろに隠れ、・・・・・東大出の建築家は竹だ木だと理屈をこねてデザイン力があるとは思いません。国の代表的建築物のデザインはとにかく一番すぐれたものを採用すべきです。素人が口出さない。国民コンペでも世界コンペでもやって決めればいい。予算や工法や工期に問題があれば、どうすればできるかをみんなで知恵を絞ればいい。一度決めたものを白紙に戻すということは失礼極まりない行為であり自己責任が取れない最低の人間のすることです。

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