JR,NTT、航空会社、電力会社、ガス会社、携帯電話会社・・・・・・・・何処も大きな立派な会社ほど、人の気持ちを逆なでし、ストレスを増幅する、コンピューターによる電話対応ばかりです。いろいろのケースで、番号を打ち、なるべく、パソコンで、操作し、どうしてもわからない人はオペレーターに、すごい時間待たせてつながります。そこでの対応もコンピューターと同じで、「わたしどもの決まりではこうなってます。」「それ以上は何も言えません。」困ったこと、相談、クレーム、どれもそれ用の係がいて、電話を録音し、お客様のために何とかしようなどという輩は誰もいません。これが就職したい会社の上位だというのだから、将来この国に多くは望めません。高齢化社会に逆行する世の中に怒りを覚えます。困ってる人に寄り添ったり、何とかしてやったり、人と人とが絡んで起きる人情や、義理や、やさしさや、説教、そんなものが必要です。「必要悪」は切り捨てられていきましたが、人と人があんばいよくものをおさめることが人間の優れたなせる業です。誰かを犠牲にしてはいけませんが。
東京行きの新幹線を途中で降りてすぐ、大事な忘れ物に気づき、電話して、何号車のなんという座席でした。すぐ見ていただけないかという連絡にコンピューターから、オペレーターにつながるのに、一時間かかり、挙句の果て、「探すことはしてません。」「もし東京駅に連絡し、届けがあれば本人が東京駅に取りに行くか。本委任状を持った人が取りにきてください。」という事でした。いろいろ言うと、「それ以上は答えられません。」というばかり。しつこく電話すると、二転三転し、家族ならいい、いやダメだと自分たちの決まりさえ、把握してなくて、半日を要し、挙句、息子が東京駅に行ってくれたら、遺失物を、遺失物係がどっかやったという、コントみたいなことまでおこり、散々でした。客を客とも思わない口のきき方、対応に血圧は上がる一方です。