30を過ぎた娘がいます。私とそっくりな性格で、私と食事に行ったり、よく話をします。娘の中学高校の同級生が病気を患い、入院中はいつも休みの日や、仕事帰り寄り添っていました。彼女も独身です。余命宣告を受けてからは自宅に戻り、娘も毎日伺い看護の日々でした。彼女らの年で、こんな理不尽な経験をするのですから、神も仏もないと思うでしょう。その同級生がなくなりました。娘はすべてのことをご家族から任され、通夜、葬儀を見事に取り仕切ったようです。多くの仲間が駆けつけいい葬儀だったそうです。「しっかり見送ってくる。」という涙声を聞いて、世の中どうにもできないことばかりだと思いました。いろいろ思うことがあったでしょうが、つらいでしょうが、やりきったようです。娘ながら、誇りに思います。

娘が小学4年生のころ