忘れることのできないお引渡し

2月末に2棟のお宅をお引渡しさせていただきました。約1年前、アクシデントで着工さえ危ぶまれていた物件でしたが、関係者の多大な協力と理解により完工できました。施工中もなにかと問題やトラブルの連続でしたが、建築屋として、「途中でギブアップだけはしない。」と言う強い気持ちで、みんなでがんばりました。私の力不足で、オーナーにはご心配のかけどうしだったとおもいます。皆さんに感謝しています。なれない銀行手続き、登記なども無事完了し、この土日でお引越しが終わられるはずです。私の人生の中で1番つらい1年であり、1番人を勉強した1年でした。自分が受けた仕打ちに対するうらみつらみはすぐには払拭できないとおもいますが、この引渡しができたことで本当の意味で再スタートが切れそうな気がしています。わたしにとって節目の引渡でした。オーナーからは「お疲れ様でした。満足しています。」「いつでも案内につかっていいですよ。」「予想以上のできばえで、たのんでよかった。」などうれしい言葉ばかりいただき、早めに入金もしていただきました。つい目頭が熱くなります。家は引き渡してからが本当のお付き合いです。今後ともよろしくお願いします。そして無理難題を承知で協力してくれた全スタッフに心より感謝します。少しずつですが恩返ししていくつもりです。

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