最近本音を隠す世の中です。いろいろ前向きなことを発信するより、仕事のため、嫌われないため、うるさいことに巻き込まれないため上手に立ち振る舞いなさいという親すらいるようです。情けない世の中です。家作りを通してオーナーと本音で提案し、本音でだめだしもします。「私たちが変なこといったら遠慮なくいってください。」「打ち合わせをしたり、提案を聞いたり、いろいろなお話しする上で、すごく楽しく,おまかせしたほうがいいと思ってます。」・・・・多くのご入居者もご案内の際「もう小澤さんたちおまかせしたほうがいいですよ。」とアドバイスしてくださいます。すべてはいい家をつくろう、よろこんでいただこうとする故の本音です。なぜこうするかなぜこれを選んだかをオーナーに説明します。デザイン、近隣との調和、メンテナンス、法規、耐久性、防火、ディテール・・・・いろいろ考慮して、マテリアルや、施工方法が決まります。「玄人」もけっこういろいろ考えてますよ。われわれの力不足も承知したうえで、本音でよりよいものを提案し続けます。