この年になると大なり小なり病院にいき、検査をし、薬を飲み、あっちこっちの痛みと共存しながら仕事をがんばる日々です。これも経験です。病気の知識も豊富になります。そんな中、人生の残り時間を考え、あれもこれもとやりたいこと解決したいことを抱え込んでしまいます。しかし老化するにしても、いい年のとり方、仕事の仕方を目指そうと考えるようになりました。化け物のように若く見せたり人工的に手を加えたりしているとかえって哀れに見えます。爺さんも爺さんの楽しい生き方があるように感じています。わかいときほど欲に駆られず、人の本質がより大事に感じます。そういう意味で、この仕事で本当によかったと思います。まだまだいいデザインの家は作れる伸びしろは感じてます