数え切れないほどの補助金が国交省だけでも相当数あり、自治体などあわせると何がなんだかわかりません。それぞれの事業の窓口に電話しても当事者が理解していない状況で、いつものたらいまわしです。どこも、太陽光だ断熱だ省エネだ、といいながら、民間の50ほどの検査審査機関に、ゆだね、その検査料は決まってなく、それぞれの機関の言いなりのようです。多くの金を積めば早く許可が出ると国交省の窓口が言うのですからさすが役人根性がしつけられてます。家を建てるのに自分はどの補助金をどのように申請したほうがいいのか全体像をアドバイスする窓口はないそうで、誰も知らないまま事業と予算が作られ、民間に丸投げして役人の仕事を減らし、天下り先を作っているのでしょう。二日間電話にかじりついて調べましたがはらわたが煮えくり返ります。こんな汚い金などを営業ツールにしたり、政治家や企業とつるみ仕組みづくりをしてる大手住宅会社もあると聞きます。国民は何も知らされず、家を建てる人も何がなんだかどうすればいいのかわからず金がばら撒かれているようです。いい家をつくったひとを評価するのではなくいいデザインや性能の家より審査機関のいう材料をつかうように決められてます。こんなことに加担したくもないし、30万も50万も出して補助金もらう審査を受けるということは、それを出すための設計料とあわせると赤字になるかもしれません。とにかく何もわからない状態で役人は好きに運営してます。こんなことが平然とまかりとおっているから、池井戸順があんな小説を書くのでしょう。国の変な金をもらうよりいい家を作ることに全力を尽くしてきたわれわれのご入居者はどこよりプライドを持って生活されています。