型枠検査のため白石の現場に行ってきました。一人では寂しいし、疲れるのでF棟梁をさそって運転してもらい一時間四十五分かけて到着しました。暑い中、大工である施主のお父さんとお兄さんが基礎屋を使わず、自分たちで丁寧に工事をしていました。鋼製型枠ではなく、新しい合板型枠で立ち上がりが組まれ、金曜日コンクリート打ちだそうです。最近、経費節減のため高速を使わなくなったのですが、下の道を走ると、いろいろな好物や懐かしいもの、珍しいものが目に入り、寄り道してしまいます。小城を通ると、「水田の塩羊羹」を買い,三瀬を通ると「三瀬そば」を食べ、北山では評判のパン屋に寄りました。合計すると高速代の三倍くらいつかってました。F棟梁からは、家族への土産まで要求され、「こんなだったらいつでもお供しますよ。」と笑顔で帰って行きました。節約が浪費にかわり、やや自己嫌悪になりました。