竣工間近の現場はいい緊張感とあせりと、喜びとくやしさと、不安感と安堵感が漂います。この時期に気の利いた仕事をする人かどうかすぐわかります。お客さんのことを考え、喜んでもらいたいと考えるか、これでいいでしょ。と安易に考えるか動きでわかります。
三時の休憩でみんなが集う時間の会話が大変重要で、いいできばえの家はものづくり集団としてのディスカッションが前向きに行われているようです。そこはみんなを束ねる現場責任者の腕の見せ所です。そんな責任者のいる現場は何より楽しく、活気に溢れてます。我々も現場のプロを育てなければいけませんし、いい指揮官がいる工務店に工事を発注しなければいけません。
F大工が飛び回って仕事をしています。オーナーも我々も一番安心して任されるため「ご指名」が多く、いくら忙しくともいい仕事を心情としてまじめに取り組んでくれます。Dアート企画の顔になりつつあります。