自然の力

ハウステンボスの残工事にF大工と行きました。輸入アクセサリーの取り付け、建具調整などです。日陰に腰を下ろし、冷たいものを飲んでるととても涼しく快適です。日が落ちると最高に心地よい空気が流れます。この感じは私が生まれ育った対馬の夏の夕暮れ時と同じにおいです。みんなが浜に出てきて夕涼みしながら楽しんでいました。大人たちは井戸端会議、子供らは花火、釣り糸を下げてる人たちもいましたし、泳いでる人もいました。夏の暮らしです。エアコンなんてなく、網戸がなかった小学校六年までは蚊帳を吊ってました。人は自然と共生すると快適に暮らせるということを再認識しました。ハウステンボスワッセナーも芝生、植栽、木々、木の桟橋、木造の家、運河の水・・・・・。心地いいはずです。強制的な温度調整ではない、快適さがあります。私も家で、エアコンをつけることはありません。山の中で、木々に囲まれ,北向きに窓があるからでしょう。窓を開けてると寒くて目が覚めることもあります。

政治も行政も多大な責任がありますが、都市計画の偉い先生方からわれわれのような末端の建築家まで、もう遅いかも知れませんが自然との共生をテーマに活動していくことが大切だと思います。経済成長は人としての環境やルールをまじめに確立した上で、行われる議論のはずです。

 

子供の頃泳いだ 白浜

 

 

 

 

 

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