土曜日、日曜日は案内やプラン提案の日です。仮契約済みの下関のY医院は外壁仕上げ材やドーマーの形状を図面とパースであらわし提案です。日曜日の昼は筑紫郡のS邸の初回提案です。着色して、自分のデザインの意図をわかっていただけるように仕上げたつもりです。そっと計画デザインを出した時のオーナーの反応が楽しみでこの仕事をやっているといってもいいかもしれません。
夕方は新幹線で熊本にいきT邸打ち合わせです。ほぼ了解いただいたデザイン図を、50分の1のキャド図にしてご説明し、細かい打ち合わせに入っていきます。どの段階の打ち合わせであれ「提案」が基本です。マテリアルやカタログを見せたり渡したりして「どれにしますか?決めてください。」とやってるところが多いようですが、・・・・・・・この仕事の一番楽しいところを自分たちで捨ててるようなものです。自分たちの提案を喜んでくださるオーナーとの家作りはとても楽しい仕事です。
震災から一年です。離れたところにいる我々ですが、自分の身近にいる家族、友人、スタッフ、仲間・・・小さいコミュニティーの大切さと、正論で生きる大切さをひしひしと感じ続けた一年でした。困難な時ほど、楽なほうに逃げず、きついけど正論の道を胸を張って生きることが自分に恥じないように思います。震災で亡くなった方、あらためてご冥福をお祈りいたします。今も震災と戦っていらっしゃる方、怒りや、助けや、喜びや、悲しみや、・・・・・声を上げ続けてください。