先日、熊本T様の打ち合わせで、はじめてお母様にお会いしました。気さくさの中に、凛としたご挨拶を頂き、すごく素敵でした。
私が偉そうにいえないのですが、女性として、妻として、母として厳しくしつけや教育をうけた人だけが持つ雰囲気がお有りでした。
今、このしつけと教育が学校からも家庭からもなくなり、大人の言葉や空間や時間がなくなりつつあります。きちんとした挨拶、正しい文章、相手への心使い、・・・・子供、若者、社会人、親、いつもきびしくしつけてくれる人がいくつになっても必要です。われわれも和気藹々と真剣な討論、お互いのしつけを厳しく、バランスよくやりながら「素敵な大人」になる努力をしようと思います。
注意やアドバイスを「お前もな」で返さないように、中村を再教育します。
よく考えると我々がいつも、ああなりたいと、あこがれるオーナーさんたちは、お金や物ではなく、「素敵な大人」の人のようです。
今、伊集院静の「大人の流儀」「続、大人の流儀」が売れてるわけは、しつけて欲しい,叱って欲しい願望であり、本物の大人になりたいと思ってる人から支持されてるからだと思います。「すし屋に子供なんかつれてくるな。」と叫ぶ著者は、バランス感覚にたけた愛すべき大人の不良です。