ひらめきと、かん

私の建築デザインは、ひらめきと、かんに支えられています。ひらめきと、かんを磨くには、見て聴いて、いろんな人と真剣に話し、だれにでも声をかけ、とにかくまじめに遊ぶことです。高級だろうと、低俗だろうと、哲学書だろうと、週刊誌だろうと読み漁り情報の入れ替えが必要です。学術的な勉強は嫌いでしたから、試験は嫌でしたから、これが天職です。動くこと、忙しいこと、働くこと、人と会うこと話すことなどは、大好きです。苦になりません。でも裏でいろんなことを真剣に突き詰める押し問答を繰り返しています。本物の結論をその都度出さなければ気が済まない性格です。

でもちょっとでも怠けると、ひらめきと、かんいうやつは蓄積することができないので放電してなくなるのです。遊び続けなければいけません。これも結構大変で、心にダメージや心配事があるとなおさらです。年を取ると「健康であること。」も大事になります。今、仕事同様、ひらめきと、かんを持続させるのにきりきり舞いしてる自分がいます。人生の「負」の部分を長く放ってゆっくり解決することはできず、すぐ消化して解決していかないと、前に夢や希望が見えてないとこの仕事はできません。「小澤さん、楽しそうですね。」「おもしろいですね。」「変な会社ですけどなんかいいですね。」「生き生きしてますね」「普通じゃないですよね。」・・・・・・こんなほめ言葉?をかけ続けていただけるような自分でありたいものです。