約束、・・・・・・・無欲

この年での約束は、重いものです。簡単にホゴにすることなく、果たすべく努力と話し合いが必要で、無理が生じたときはできるだけ小さな修正で何とか果たすべきものです。大人はリセットボタンをそう簡単に押してはいけないし、押すことはできません。約束とは責任です。人は夢をもって約束し、それを果たすべく懸命に努力し果たしたときとても大きな喜びが手に入ります。簡単に約束してもいけないし、ましてや、破ってはいけない。

母の施設に行きました。忙しさを理由に2週間ほどご無沙汰してました。ちょうどお昼ご飯で、私が少し食べさせました。母はずーと私に「無欲の愛」で接してくれていたように思います。母が何もわからなくなってそれに気付くぼんくら息子です。母との間には何も「約束」がない関係だったように思います。必要がない関係なのでしょう。私も子供たちと何の約束もありません。不思議です。あるとしたら、「どんなことがあっても、あなたの味方です。」ということぐらいでしょう。

いいものを期限どうりに作る。その約束を果たすために我々は存在し、活動し、それを果たして喜んでいただけた時、我々の責任が達成されます。そのために日頃から、感性を磨き、何より優先して動きまわります。何かを犠牲にするのではなく、何より優先するのです。その姿勢は周りを成長させると信じてます。