新年です。箱根の往路が終わり、事務所です。年賀状等のチェックをしています。1日は、朝6時に仕事の娘を職場に送り、キャナルのピーチドールの初売りに顔を出し、オーナーにごあいさつしました。昼から高塚地蔵にお参りしました。数年前、本当に苦しい時期に、平田と訪れ、何も買わず、お願いだけで帰った思い出があります。今回はろうそくと線香を買い、火をつけ、鐘をついてお参りして、お札も買いました。ゆっくりいろんなお地蔵さんにも手を合わせ、今年のスタッフ全員の健康と、商売繁盛をお願いしました。
正月の風景がなくなりました。ただの、大型連休になり、商魂たくましい人たちが仕組んだビジネスに、まんまと載せられ、「文化」が見当たらない、希薄な休みは、やめたほうがいい。人が主役の文化的な伝統や風習を継承することが、祝日や祭日の意味だと思います。
私の同級生や、友人。おばが年賀の贈り物をくれました。そこには手作りのおせちや、自分のところでついたお餅など、入っていました。驚いたのは私がいつか行きたいと話していた、マッターホルンの絵葉書に年賀の言葉を添えてくれていました。本物のお正月が届いた気分です。また田舎の友人の小包には、生きたサザエと自分で焼いた、徳利とぐい飲みが入っていました。「墓の掃除はしてやれるけど、墓参りは、自分でしろ。今年は来んといかんぞ。」と走り書きがありました。叔母は姉であるおふくろの様子が気がかりのようです。まだ私には、多くのお正月が残っていたことがうれしく思いました。自分にとって大事な人を大事にする一年にします。