東京に行きました。M様の外構打ち合わせが目的です。平田と3時ごろに伺い、打ち合わせ後食事にご招待いただきました。奥様が誕生日ということをお聞きして、プレゼントを用意しなかったことが悔やまれます。小さなロシア料理のお店でしたがロシア料理の概念が変わるほど、本当においしいものばかりです。作り手の人が、何より、この料理を作るのが好きで、食べて喜んでもらいたいというのが伝わるお店でした。ご主人がたばこを吸いにいかれた時、奥様から伺った話に、感動し、なんて素敵な女性だろうと、帰りの電車は平田とその話しでした。内容は秘密です。
東京ステーションホテルが長きにわたりリフォームされてから覗いていませんでしたので、翌日午前中東京駅で電車を降りて散策しました。ヨーロッパの雰囲気豊かに、本物志向できちんと作られてました。窓周りの大きさのバランスとディテールは豪華で、重厚感たっぷりです。今東京でもトップのように感じました。外資の、デジタル系のホテルとは価値観が違います。ただ素材が歴史を重ねてない青臭さが若干感じられました。私ごときには到底できませんが日本の建築家大先生方は欧州の保存ベースのリフォームを学ぶ必要があると感じました。とても難しいことですが、年月を重ねたものは、物も人も、何かしら味がありますよ。こういう建物は日々の監理から心ある建築家が携わるべきだと感じます。