春を背負って

遅くに映画館に入りました。「春を背負って」という、日本アルプスの山小屋を舞台にした、今忘れかけてる人とのつながりを淡々と描いた作品です。親子、仲間、働く意義・・・・・考えさせられました。「ありがとう。」といわれる仕事ではなく、ありがとうの言葉が心にしみて感動する仕事をしなければいけない。そのためにはオーナーと真剣に向き合い、必死でデザインし、仲間と共に喜んでいただける家を全力で作る。そして、過分な利益は頂かず、わずか必要なだけの経費をいただくことが私の目指すところです。失敗や、まずいところはみんなで手直して、その代金は頂かない。いつもいただく感動と背負うべき責任は隣り合わせです。子供にも、仲間にも見てもらいたくて、映画館を出てすぐ電話しました。