われわれはドクターのご入居者が一番多くいらっしゃいます。家族や、仲間の病気でいろんな先生にご相談させていただいたり、直接処置いただいたりでお世話になりっぱなしです。いつも思うことですがドクターという仕事は、基本ボランティア精神のもとに成り立っています。尊敬します。そして意外と多くの先生が「建築」というジャンルがお好きのようです。輸入住宅に目を向けてくださるのは、留学なども含め、欧米の文化に精通されているということだと思います。文化レベル、人格レベルは我々が学ばせていただいてます。いい言葉も多くのドクターからたくさんいただいてきました。空間がご入居者に勝つことなく、素敵に住みこなしていただいてます。先生を支え、人にやさしい奥様は、家にも優しく、年を重ねるたびに空間に重みと味が加わっていきます。自分の住まい方がわかって家を作られるからでしょう。住まい方も文化もわからず、輸入住宅を形で、イメージだけで作る人は、空間は悲惨になっていきます。家は工業化製品ではなく、人の手で味わい深く作り、人の手でやさしく管理し、人の手で、よりよく修理しながら深みが増していくものです。先日あるご主人が奥様に「この家はペンキ塗や、ちょっとした修理は自分でやってみることができる家だよ。それも楽しみの一つだから。」素敵な言葉です。建てつけ調整や、高圧洗浄等お得意の方も多くいらっしゃいます。
病気はもちろん、全てのジャンルで、勉強になる、心強いご入居者です。先日平田が、H先生ご夫妻からお誘いを受けて、ガーデニングを楽しんだり、ランチをいただいたり、ずっといいお付き合いが続いてます。多くのドクターご夫妻と、いいお付き合いをさせていただけることは、この家づくりのおかげです。