オール電化が叫ばれて、いつなんどきもスイッチ一つで、料理もエアコンも照明も電化製品も使えて便利な世の中になったもんだと言ってたら、震災や、いろんな災害で、電気が供給されないと何一つできない局面に突き落とされ、エネルギーは電気やガスや複数あった方がいいという話を聞きます。それも怪しいもんで、いつでも火を起こせる事を覚えておくことがまず大事だと思います。火は人間の原点です。たき火は動物から身を守り、暖を取り、湯を沸かし料理をする・・・・何より、炎は人を落ち着かせてくれます。IHとガスは、料理で選択してるのか掃除で選択してるのか?。おばあちゃんが危ないからIHにしてやると急に料理をしなくなったという話をよく聞きます。おばあちゃんは長年、火加減で料理を作ってきた人です。火が見えないと腕が振るえません。われわれは外でバーベキューをするとき、IHでもガスでもなく、マキや炭です。火、炎は今も人間が生きる上で一番大事なエネルギーだと思います。暖炉やストーブで炎がある暖かい暮らしを実践されてる家こそ、危機管理かもしれません。