あたりまえの人、らしい人

自分の価値観が古くなっていくことに、あせりはなくむしろ自分の価値観で生きればいいと開き直ってます。いまだにキャドが苦手で、使うことはありません。計画は全て手書きです。修正や保管は大変ですが、アナログの世界が居心地がいいのです。新聞や雑誌や本を愛し、「らしい人」に魅力を感じます。いまどきのタレントアナウンサーより、真面目にニュースを読むプロの堅物アナウンサーが好きです。ビニールの手袋で作られる回るすしより、ネタに目利きのする大将とお弟子さんが威勢よく握ってくれる寿司が好きです。女言葉で、あだなと、教師を武器にバラエティータレントなのに、教育評論家と言ってる気持ち悪い人や金八先生より、出来たら褒め、できないと叱り、悪いことをするとげんこつの先生がとても魅力があります。漫才も、中川家や、華丸大吉、阪神巨人・・・らしい漫才を好みます。歌も、プロの歌い手の歌が聞きたい。今、反田中だった石原慎太郎が田中角栄の政治家としての魅力を書き、売れてます。頭がいい若い人の間で、落語が流行ってるらしい。そう、どちらも「人間」がテーマの魅力です。人はアナログ、機械はデジタル、できる人はアナログとデジタルの融合を自分で取り入れないと人としてのバランスが崩れてしまう。と察知し、融合を図り始めています。囲碁の世界でもコンピューターが人に勝ったといってますが、人が悩み頭を抱え、努力を重ね、負ければ悔しがり、落ち込み、勝てば、笑顔で、喜びを表現する。スポーツもそうですが、勝ち負け以上にそこに魅力を感じます。今思えば昔ジャネットリンの銅メダルがそれを教えてくれました。転んだ笑顔は世界を魅了しました。

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