還暦

60歳です。還暦です。感傷に浸ることもなく、朝、大渋滞の中広川まで打ち合わせに出かけ、帰りも渋滞の中やっと事務所に帰り、私は明日の契約の準備、下では平田がM様のお打合せです。独立し、何とか仕事をいただきながら60を迎えられたことに感謝します。自分の人生にかけがえのない、親父、祖父母、叔父叔母ほとんどがなくなり、最近では同級生や仲間も病に倒れたり、亡くなったりしています。今夜はじっくりこれまでの人生を振り返り、これからの老いとの付き合いを考えます。60は祝うものではなく、反省や懺悔や感謝の気持ちで今までの人生を顧みることだと思います。そのために母に会いに行くことと、故郷の墓参りを22日に行きます。そして自分の周りの大切な人達に、お礼の意味で、食事をごちそうするつもりです。わたしの希望はずっと現役で家づくりができるように、感性を退化させることなく、頑固でわがままな暴れる年寄りを目指すと娘に宣言したら、「頑張らんでももうそれはできとる。これ以上はいい。」と言われました。こいつにだけは負けます。天敵です。

母と叔母 写真 (60)