おふくろ

今年おふくろを亡くし、12月のこの時期、個人としては喪中となります。会社としてはお年賀させていただきます。離島の小さな町でも「小澤商店」は12月大忙しでした。お歳暮、正月の餅つき、おせちの準備、長い休みに備えての仕入れ・・・・・役場くらいしかサラリーマンはいません。みんな、イカ釣り漁師、百姓、お店・・・・・・貧しく、皆必死でした。小澤商店も、31日10時過ぎ、店を閉め、棚卸です。年が変わってやっと一息ついてました。紅白歌合戦はいつも、棚卸しながらラジオから流れてました。船乗りのおやじはしけが続くと、博多から帰れず、船での正月ということも何度かありました。時が流れたんだなーと思います。毎日休みもなく朝5時半から夜9時半まで店に立ち続けたおふくろの頑張りに今更ながら頭が下がります。祖父母、両親、叔父叔母、いとこ・・・・子供もみんなでかたよせあって働いていた12月はある意味、活気にあふれてました。

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