森友学園騒動は、ひどい話ですが我々にとって日常です。銀行の言い分、確認申請の役所の言い分、不動産屋の言い分、材料屋の決まり、みんなバラバラ好きな決まりを作り、自分の領分の知識しかないのが当たり前で、横のつながりや全体像を知ろうとしません。わかる我々はお客様のために、それぞれにいいように走り回ります。例を挙げると、銀行はすべての見積もりを出さないと融資できない、確認申請が下りないと融資できないと言いますが、銀行がお金を出してまず土地を取得しないと、地耐力の調査も、地質の調査もできず、基礎すら決められず見積もりができません。お金が下りるかどうかわからないのに、我々はリスクを負って申請用の図面を書き書類を作ります。材料屋には融資のすべてが終わって発注すると、工期は伸び、金利もかさみます。リスクを負い我々は先発注です。とにかく理屈に合わないことを銀行や役所のお偉いさんに訴えても、「そうなんですか。知りませんでした。確かにおかしいとは思いますが、われわれはきめられたり上から指示されたことしかできませんし、言えません。」情けない奴らです。組織で話し合って改善しないんかい。勉強して、役所や銀行に入り、ある程度出世してのなれのはてがこれかいと思います。子供に恥ずかしくないのか、自分に恥ずかしくないのだろうかと思いますが、・・・・・。平田に言わせると「保身だけのちっちぇー男」です。